NECソフト株式会社様

QPRサクセスストーリー
BSCによる経営革新をQPR Metrics(旧名:QPR ScoreCard)がサポート! ―お客様の声―

<経営管理手法導入の目的について>

1997年から日本経営品質賞に準拠した経営革新活動を全社全部門で展開していたが、アセスメントに高い能力を要求されるため、品質のよいアセスメントがなかなか出来ずに苦慮していた。
また、「戦略展開が不十分」「戦略と施策を対応させた成果測定が不十分」といったアセスメントによる改善指摘事項もあり、BSCが当社の問題解決にフィットすることが判明。2002年度から試行を行い、2004年度より本格運用を開始した。

BSCを導入・展開したことで、戦略や目標レベルについて同じ言語でより突っ込んだ議論が行えるようになったし、戦略を実行フェーズまで展開して話し合いができるようになり、「経営の見える化」が促進された。

<QPR製品の活用状況について>

BSC進捗管理ツールとしてQPR Metrics(旧名:QPR ScoreCard)を導入したのは2004年。現在では、スタッフ部門9部門、ライン部門35部門、子会社1社の計45部門のBSCをQPR Metrics(旧名:QPR ScoreCard)で管理を行っている。当社では、中期計画BSC、年間/上期BSC、下期BSCと年に3つのBSCを作成し、年間/上期BSCおよび下期BSCは毎月の進捗管理を行っている。

2006年からは全社会議で各部門のQPR Metrics(旧名:QPR ScoreCard)ブリーフィングブックレットを活用)を投影し、BSCの進捗状況(戦略遂行状況)を毎月確認している。
当社独自の使い方としては、成果指標(実績)のエビデンスをQPR Metrics(旧名:QPR ScoreCard)上に登録させている点が上げられる。
実績値が正しい数値なのかを確認するためのエビデンス(テキスト形式、Excel形式、PowerPoint資料等)をしっかりと登録することで、評価の公平性・透明性を確保している。
また、ITLツールボックスレポーティングツールとして活用し、QPR Metrics(旧名:QPR ScoreCard)で作成したデータをExcel形式で出力するようにしている。

<導入目的を達成するまでの活動内容について>

2004年2~3月に掛け、集中的に導入検討を実施(週1回、計5回実施)。メンバーは、商品担当部門から2名、経営企画部門から1名、事業推進部門から5名。
検討テーマをフェーズごとに分け、「入力方法」、「コミット・フォロー方法」、「進捗管理方法」、「評価方法」とし、当社の運用に合わせるよう、検討を行った。

同年4月中旬の全社会議にて、導入を決定2004年度上期は5部門を対象に試行を実施。2004年度下期から全社・全部門での展開を行った。
展開教育などに工数を掛けたものの、運用等については、情報システム部門から1名、BSC推進室から1名、商品担当部門からのサポートが少々という体制で管理している。

<QPR製品の導入により得られた利益>

QPR Metrics(旧名:QPR ScoreCard)とレポーティングツールの活用により、全社で統一したフォーマットでの管理が可能となり、各部門における作成工数が削減された。

<なぜQPRなのか?>

Webベースで管理できる点と、ブリーフィングブックレット機能が決め手だったと言える。戦略目標や成果指標の進捗状況を色で表示することが出来るため、視覚的かつ直感的に状況を把握することが出来る点も良い。
また、ITツールを活用したタイムリーな運用管理への切り替えが出来ると共に、過去実績を集計・分析するDB構築することが出来るため。

<今後の展開について>

NECソフトでの展開(事業部レベルでの展開)はほぼ完了したので、国内および中国の子会社への展開を検討している。

<企業紹介>

会社名 NECソフト株式会社 (NEC Soft,Ltd.)
本社所在地 〒136-8627 東京都江東区新木場一丁目18番7号
設立 1975年9月9日
資本金 8,668百万円
従業員数 5,464名(連結)、4,652名(単体) ※2007年3月末
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