バランススコアカードnavi は、バランススコアカードに関する情報サイトです。
バランススコアカード(BSC)のIT化の最大のメリットは時間の短縮です。 BSCの運用において特定部門での試験運用後、全社展開へと本格運用する際、管理すべきスコアカードの枚数、リンクする指標、集計項目数等は膨大な量となります。そして、BSCの各視点に分類されたKPIに関するデータを収集するために以下のようなITシステムの必要性が浮かんできます。
財務の視点 | ERP (Enterprise Resource Planning) (SAP,Oracle,SuperStream…)等 |
顧客の視点 | CRM (Customer Relationship Management)等 |
業務プロセスの視点 | SCM (Supply Chain Management) BPM (Business Process Management)等 |
学習と成長の視点 | HRM (Human Resource Management)等 |
BSCの運用におけるIT化は、膨大なコストと時間がかかる大規模プロジェクトではありません。BSCは、試験運用の段階で、表計算ソフトやプレゼンテーションソフトを使いできるものです。大切なのは、IT化ではなく、BSCの運用です。戦略とアクションプランを熟考し、KPIを見極めることで外部のシステムが未整備であってもBSC運用に大きな影響はありません。
弊社ではBSC,KPIマネジメントをExcelベースでの管理から、簡単にKPIマネジメントツールQPR Professional Managerへ移行させることができます。
また、SAP等との連携もConnect Plus(EAIツール)を利用すれば、ノンプログラミングでデータを転送したり、読み込んだりできます。
BSC運用のためのIT化って?
BSCの運用の効率化をはかるためのIT化について、手入力でも補えるもの、データベース化しておく必要があるもの、既存システムからの連携が好ましいものを自社の状況にあわせ判断する必要があります。
バランススコアカード(BSC)をより効果的に運用していくための条件と求められる機能
BSC運用のためのIT化って?
BSCツール選定時のポイント
最適なITツールを選ぶために、BSCツールに対する「自社にとっての重要ポイント」、例:コミュニケーション機能、スピード、データ連携、コスト(試験運用時、全社展開時、導入計画、保守等含)、サポート体制等何が大切かを明確にしておくことです。
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参考:
「バランススコアカード導入と運用事例集」 財団法人企業研究会
「バランス・スコアカード経営 なるほどQ&A」 バランス・スコアカードフォーラム編